カスタムトラスシンボルを作成する
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Vectorworks Spotlightにはトラスシンボルの包括的なセットが組み込まれていますが、独自のシンボルからトラスを作成することもできます。トラスシンボルを有効にするには、さまざまなパラメータが必要です。シンボルに対してパラメータを設定すると、トラスリソースとして保存されるため、パラメータは一度設定するだけで済みます。
有効なBraceworksの計算を行うには断面データが必要です(Braceworksが必要)。断面を指定しない限り、計算は完了しません。トラスプロパティダイアログボックスのいずれかの形状タイプで断面を選択すると、4つすべてのタイプに適用されます。
シンボルを有効なトラスに変換するには:
シンボル定義を作成するの手順に従って、トラスの基礎になるハイブリッドシンボルを作成します。スナップ先となるパイプの下部は、Z軸での高さが0でなくてはなりません。
荷重に何らかのスナップ先を持たせるために、トラスシンボルには、少なくとも1つの3D多角形を含める必要があります。主なパイプに3D多角形を(3D多角形ツールを使用して)追加します。スナップに使用する目的で、さらに多くの3D多角形を追加することもできます。パイプの多角形は、リギング-トラス-パイプスナップクラスに配置する必要がありますが、これはデフォルトでは非表示になっています。
Truss Chord Info Recordをスナップする各多角形に連結します。各レコードに、Chord Widthレコードフィールド(ファイルの単位)とChord IDレコードフィールドがあります。Chord ID値は、トラスごとに固有である必要があります。下の図では、Vectorworksの標準に従って各種トラスがどのように番号付けされるかを示しています。
3Dの右ビューにおけるトラスシンボルのパイプの番号付け
マグネットを手動で配置するの説明に従って、形状にマグネットを連結します。
シンボルを選択します。
コマンドを選択します。
構造解析に必要なすべてのパラメータが含まれていないトラスシンボルを配置すると、トラスプロパティダイアログボックスが開きます。
カスタムトラスのパラメータを設定するの説明に従って、有効な直線、コーナー、ヒンジ、または円形(曲線)トラスのパラメータを設定します。
警告が開きます。はいをクリックすると、現在のシンボルがトラスに変換されて、トラスリソースが作成されます。いいえをクリックすると、操作がキャンセルされます。
トラスリソースは、元のシンボルとその指定されたデータに基づいて、現在のファイルに作成されます。トラスを後で図面に配置する場合には、リソースマネージャまたはツールバーのリソースセレクタから選択できます。